蝶と蛾。
やっとこメモネタ消化中れす、遡り投稿してまふ。
えー、タイトルまんまですが、皆さんは蝶と蛾の違いってわかります?
これ、実はオイラも誤解っつーか勘違いをしてたってのが判明して驚いたんすけどね、蝶と蛾の違いって実は触角しかないんだってさ。
オイラだけじゃなく多くの人が多分勘違いしてるであろう違いっつか、見分け方としては「羽を閉じて(立てて)とまってる」か「開いてとまってる」ってのが多いとは思うんだよね。
他には主な活動時間が昼か夜か、とか。
何となく胴体が細いか太いか、とか。
花の蜜吸ってるか樹液吸ってるか、とかもあるね。
でも、蝶の中にも羽を開いてとまってるのもいるし、蛾でも閉じて(立てて)とまってるのがいる。
昼に花の蜜吸ってる蛾もいれば、夜に樹液吸ってる蝶だっているのさ!
しかも、どこからどう見てもアゲハチョウにしか見えないよーな姿形の蛾もいるんだよね。
わーぉ、びっくり。
あ、因みに、日本国内にいる多くの種類は↑上の方法で見分けてもそんな間違いは無い(つーか少なくない?)よーです。
言葉っつーか単語(名称)があきらかに別にあって、イメージ的なもので蝶は好き、蛾は嫌い、もしくは蝶は平気だけど蛾は気持ち悪いとかよく言われちゃったりすんだけど、そもそも蝶も蛾も同じものだったってのがね~…あらま、そうなの?みたいな。
世界各国でも呼称が同じ、って国が多いらしいよ、ちょっとしたトリビア、俺的には「78へぇ」くらい。(古い?)
■「蝶と蛾の違い」をググってみた。
学術的、生物分類上では違いがなく、それらを表す名前も一つしか無い国だとマジで違いなんか無いわけだけど、日本には別の名称があんだから違いがあるだろー、って調べた唯一の違いが触角の形状。
まず「蛾の触角」ってイメージ的には↓こんなんだよね。
無意味に擬人化してますが意味はありまへん。(笑)
触角が櫛のよー、っつーか、まぁ毛がフサフサって感じ?
でもスラッと1本、棘のよーな触角の蛾もいるんだよ。
一見して太くないんでイマイチ判別が出来ない感じのやつが。
じゃあ蝶との見分け方は?っつーと、蝶の触角は先っちょ(先端)が膨らんで棍棒のよーなカタチしてんの。
これ、かなり近寄らないと小さい蝶と蛾の区別はほんまにつきかねるってコトなんだな。
まぁオイラとしては長年とまってる時に羽を閉じてるか開いてるかで判別してたので誤解が解けて良かったなぁ、と。(笑)
うん、ハナっから昆虫嫌いな人はともかく、蝶は良いのに蛾はダメってお方には声を大にして言っておきたい、蝶は蛾と同じいきもので違いは無いんだってよ~、と。(笑)
だいたい何故にこの違いが気になって調べることにしたか、って話なんだけど、ここから先は写真を載っけるので「昆虫が嫌い、苦手」って人は見ないでね、オイラ責任持てないよ、と注意書き。
平気だよん、自己責任で閲覧しちゃうよー、って方は続きをどうじょ。
↓
↓
職場の一角にある花壇だか畑だか微妙な緑地帯とは名ばかりのスペースにね、オイラは名前も知らんのだけど虫が色々くっついてしまう樹木が1本あんのさ。
その木に何やら阪神タイガースファンを彷彿とさせるイモムシが恐ろしい数で這い回ってるのを発見したのはちょっち前のこと。
大方「蛾の幼虫だろう」ってのは見当がついてたんだけど、そのカラーリングが凄いもんだから「どんな成虫が出てくんだろ?」って気になって観察することにしたんだな。(物好きですんまへん/爆笑)
あ、因みに幼虫の写真は撮ってないんだ、どうせお嬢ちゃん方、神子様方には不評だって判りきってたから。
黒と黄色、リゲインカラーっつーか、…虎縞っつーか、まぁ阪神タイガースだな、と。(実際には黒地に黄線が入ったよーな割合)
流石にいっぱいいて気持ち悪いんだけどね、うん、大量発生は気持ち悪い。(苦笑)
何日か観察してたらその間に脱皮したりして成長していき蛹になった。
蛹は幼虫の時より黄色い割合が増えてやんの。
で、更に何日か経過していよいよ羽化。
余談だけど、あまりにも数が多かったので運良く羽化の瞬間(と言っても何分もかかるんだけどな)を目撃。
羽が伸びきって広がるまではよくわかんなかったんだけど、あんまし蛾っぽくない色合い?
むしろ綺麗と言っても良いんじゃないかい?と。
背側からの写真も。
で、けっこうコイツ等が綺麗だったので名前が知りたいなーって思ったのと、羽を閉じてるのも開いてるのもいて「おや?」って気になったのさ。
この時点で触角の先端の違いは知らんかったんで、櫛みたいな毛がフサフサ太いタイプじゃなかったしね、これはもしかして蝶だったのか?と。
何匹かは羽閉じて(立てて)とまってて判別つかないぞー、みたいな。
↑ほらね、閉じてるでしょ?(笑)
で、蝶と蛾の違いが判って「あ、やっぱし蛾だった」と。
ぶっちゃけ、「いかにも私は蛾ですよ、ほほほほほ」って姿なら調べてなかったかもねー。
例えばこんなの↓いかにもってやつ。
デカイんだ、これが。(苦笑)
余談だけど、コイツは気付いた時にはお客さん(大型トラック)に轢かれていた。(合掌)
あ、話を戻しっ。
とりあえず蛾だってのが判明したので、今度は蛾の名前を調べるべく検索、検索~。
これがまた鳥の名前を調べた時と違い、だいたいの種類、科がわからんかったので苦労しちった。
白と黄色と黒、3色の蛾って事で検索しまくるオイラ。
で、名前も無事判明し納得しつつ顔のアップなぞも。
「ウメエダシャク」って名前でした。
この写真なら触角の先が棍棒状に膨らんでないのがよくわかる。
何にしても、いくら綺麗でも、例え蛾じゃなく蝶だったとしても、大量にうじゃうじゃいたら気持ち悪いんだな、と。(爆笑)
更に関係ない余談として。
このウメエダシャクが大量に発生してた名も知らぬ木、実は他にもたくさん幼虫がいてね、それも蛹になって羽化したんだけどさ、イモムシとゆーよりは短くて、オレンジと黒のツートンカラーだったのさ。
こっちはミニ巨人ファンと仮名称で呼んでたオイラなんだけど(笑)、何とびっくり、テントウムシの幼虫だったよ。
赤地に黒い星が7つのナナホシテントウが有名だけど、出てきたのは黒地にオレンジの星が2つの種類だった。
なかなか観察してると面白いもんだな。
ふふふふふ、最後に。
どんなキモイ幼虫だったか興味があるお嬢ちゃん&神子様は兆戦してみる?(爆笑)
↓
■ウメエダシャク 「みんなで作る日本産蛾類図鑑」内のページ
いや、うじゃうじゃな写真は無いのでそんなにキモくはないけど(オイラ的には)ね。
えー、こんなのがこうなるのかー、って感じれす。
■鱗翅目(チョウ目)の写真
↑写真が増えたのでまとめました。
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